- 交通事故全般についてよくある質問をご紹介いたします
交通事故全般
交通事故で後遺障害とか症状固定の言葉を聞きますが詳しく教えてください。
追突されて首が痛く整形外科で治療を継続しても首の痛みが事故時より良くなったが、一定期間過ぎた以後治療をしても首の痛みの症状に変化がない時、これ以上治療しても首の痛みが治らないと判断された場合に残った首の痛みが後遺障害となります。これ以上治療しても治療効果が得られないと診断された場合に残った障害・症状が後遺障害になります。症状固定とは、これ以上治療しても治療効果が得られないと診断され治療を打ち切った状態が症状固定と言います。症状固定後治療してその治療費を被害者が加害者に請求しても、加害者は症状固定後の治療費を支払う責任は有りません。
出合い頭の事故で腰を痛め整形外科で治療を依頼したところ、交通事故では健康保険は使えないと言われました。本当でしょうか?
交通事故での治療は健康保険が使えます。但し、加害者が居るので第三者行為届の手続きが必要です。
私は自動車任意保険をM社に加入していました。約2カ月前、近所のスーパー買い物に行くため、横断歩道を歩行中、車に衝突され、左足脛骨を骨折し治療中です。加害者は任意保険も自賠責保険も加入して無く、車検切れの車でした。加害者と交渉しても金がないと言って払おうとしません。そこで、私が契約しているB社に人身傷害保険の支払いを依頼したところ、貴方の加入している人身傷害保険は自動車に乗っている場合に支払い対象となっています。歩行中も対象にする場合は別途特約に加入しておくことが必要ですと言われ、結局人身傷害保険は支払ってもらえませんでした。私の怪我の補償はどうなるのでしょうか。
人身傷害保険はB社のように自動車運転中か搭乗中のみ担保する契約と、歩行中も担保する契約に分かれています。歩行中も担保するには別途特約に加入する必要がある保険会社もあれば、人身傷害保険に加入すれば自動車運転中・搭乗中・歩行中全て担保する契約になっている保険会社も有ります。そのため、契約時に人身傷害保険の重要事項の説明を十分聞いておく必要があります。貴女の場合、加害者に自賠責保険がありませんので、政府保証事業に請求することになります。手続きはどの保険会社でもしてくれますので、近くの損害保険会社へ行き政府保障事業請求の手続きをしてください。